コラム

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ベトナム教師の日

ベトナム教師の日

みなさん Xin Chào!

みらいホーチミンのQuangです。

ホーチミン市は雨季が終了し、涼しい日が続きます。これから、朝晩は少し肌寒く感じて、昼間は比較的暖かくて、過ごしやすいでしょう。

さて、来週には伝統的な記念日の一つである「ベトナム教師の日(先生の日)」があります。

「ベトナム教師の日」の由来ですが、1949年7月にフランスで発足した「世界教育者組合連合」の記念日が由来となっているようです。ベトナムは1953年に世界教育者組合連合のメンバーとなりました。世界教育者組合連合(当時57か国加盟)は1957年に翌年の11月20日を「教育者国際憲章の日」とすることを採択しました。1958年11月20日に初めての記念式典が開催されました。南ベトナム解放戦線のあと、徐々に南部にも広まり、1982年に政府は正式に、11月20日を「ベトナム教師の日」と定めました。

この日には生徒達が先生への感謝を込めて踊りや歌・劇を先生達に披露します。また生徒や保護者は祝い状や花束等のプレゼントを教師に贈ります。国は学校の教師に贈り物(お祝い金も含め)をすることを禁止していません。

プレゼントにもある程度のトレンドがあります。まずは、定番の贈り物は花束で、他に果物・ケーキ等の意義の祝辞もあります。また、女性の先生と男性の先生に贈り物は異なります。女性の先生に生地(アオザイに作る)・化粧品等で、男性の先生にワイシャツ・ネクタイ等を寄贈しています。

また、学校では生け花コンテスト・歌舞コンテスト等の色々なイベントが開かれて、地域では優秀な教員への表彰などが行われます。

卒業生にとっても学校の思い出は大切なもので、この教師の日には母校に訪問して、かつての恩師に会いに行ったりもします。

ベトナムには「教師は第二の父母」というフレーズがあるほど、先生への敬愛の文化がある国ということを紹介させて頂きました。是非覚えておいてください。

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