コラム
入国ビザの電子申請
みなさん Xin Chào!
みらいハノイのGiang(ザン)です。
日々成長している市場と9700万人以上と言われる人口規模は、ベトナムが近年、日系企業からの多くの投資を誘致し続けている背景の一つと考えられています。
その影響で、昨今入国ビザ取得の需要が増え続けているのですが、最近ルールが頻繁に変わっているので注意が必要です。ホーチミンだけでなく、ハノイでの入国ビザの招聘状取得についても電子申請に変更されることになりました。
今日はハノイで始まった電子申請手続きについて説明したいと思います。
1.ビザの電子申請手続きを行うためには、会社がベトナムにおける電子署名を登録する必要があります。
この電子署名の登録には電子署名のサービス提供会社(VNPT、FPT、Viettelなど)からUSBセキュリティトークンを購入することになります。
この電子署名は、ビザの電子申請以外にも税関、税務申告、保険などの他の電子申告を行うためにも使用されます。
2.電子申請書を提出する前に、会社の電子口座を政府のサイト等に登録する必要があります。
登録するリンクが「https://dichvucong.gov.vn」又は「https://dichvucong.bocongan.gov.vn/」であります。
3.電子口座を登録して、ビザ申請書類を電子申請により提出してから、別途、出入国管理局への申請書類の原本を提出する必要があります。
電子申請書類と申請書類の原本とを整合する目的です。
提出される書類の種類がとても多く、担当官の人員も限られているため、出入国管理局は電子申請を通じて、企業や個人が時間と労力を節約し、経費の削減と業務の効率化の実現を目指しています。
ただ、この手順は最近適用されたばかりであるため、多くの企業がまだ更新できていないのが現状です。特に急ぎで申請をしなければならない場合、所定の手続きに不備があるとスケジュールが大きくずれこむので注意が必要です。
みらいベトナムでは日本人向けのビザ取得代行等も最新の法令に合わせて行っておりますので、いつでもお問い合わせいただければと思います。
それでは本日も楽しくがんばりましょう!